2020年04月11日

オパール6周年アンソロジー シンデレラエロス

こんばんは。
とにもかくにも一週間先の状況が読めない時代、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

私は日々刻々変わる状況に、専ら本業の仕事の方で、精神をギリギリすり減らしています。
昨夜はついに旦那に「もう精神的に無理かもしれない」と本音を漏らしました。
多分本音じゃないでしょうけど、「辞めてもいい」と言われました。
そう言われると逆にほっとして、まだ頑張れると思ってしまった今日この頃です。

でも仕事が未だ休業に入っていないことに、逆に感謝しないといけないんでしょうね。
とはいえ、全く先がわからないので、生きていることが恐ろしいと思ったのは初めてです。

今極めて楽観的に希望する未来は、あと1年、2年かして「私、すげー時代を生き抜いたんだな」と回想できることでしょうか。
したいことはいっぱいあります。習い事とか旅行とか、大好きな友人との食事とか。もう色々。
多分皆さんも同じじゃないでしょうか。
ずーっと平凡な毎日を生きてきて、最近は何に対しても楽しみや関心を失いつつあったので、日常の、ちょっとした楽しみがどれだけ幸福なものだったのか、今はそれを再認識させてくれる日々でもあると思います。

さて、前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが、本題です。
オパール文庫さまから出されたアンソロジー「シンデレラエロス」、お読みいただけたでしょうか。

商業誌では初めての短編で、非常に楽しく書かせていただきました。
なんならこの先、短編だけでいいと思うくらい・笑

私の作品は難しいとか複雑とか、このジャンルに向いてないってちょいちょいそういうご意見を見かけるのですが、決して、あえてその路線に飛び込んでるわけじゃないんです。
私だって内心では「これ多分受けないだろうな」と悪い意味で覚悟してるし、設定を複雑にすればするほど、当たり前ですけど、書いててしんどくなることに、ほとほと嫌気がさしてます。

じゃ、なんでそうなるとか言いますと、これはもう私の性といか言いようがないです。
自分の中で小説の完成図みたいなものができてしまうと、その完成図に近づけるためにはどうしたら最善かってことで、結局、設定が分厚くなってしまうんです。
完成図から逸れていることが分かると、もう、私自身が書けなくなるんです。

その完成図が、今のTLに合っていないんだってことも、ほんと、重々分かってます。
でも、でもですね。それは私の伝え方の技術の問題で、絶対両立できないことはないと思ってるんですよ。
私の技術の問題なんです。
それはまだまだ発展途中で、ここで書きつづけるなら、当たり前ですけど、もっと精進しないといけないと思っています。
で、これは私の譲れない持論ですけど、恋愛を盛り上げるには、設定って凝りすぎるほど凝って全然いいと思うんです。
いや、むしろ凝るべきだと思うんです。
編集さんと打ち合わせすると、たとえばヒロインの設定ひとつにしても制約がありすぎて、ほんま、もったいないなぁと思います。絶対面白い話にする自信あるのに、絶対もっとジャンルの幅広がるのに。
まぁ、売れてない作家なので、何の説得力もないんですけど。
物語としても最高にスリリングで面白くて、ぎゅーんと胸掴まれて、その中で恋愛も面白くてエロくて萌えてって、もう最高じゃないですか。私はそういうものが好きだし、そういうものが書きたいんです。
あえて自分の作品でいえば「天空の彼方」とかね。あれは全年齢向けなのでエロくはないですけど。

たまに一般向けに書いたらいいって意見も見かけますけど、あまりその気はありません。
というのも、私は基本恋愛小説が大好きで、しかも大人向けジャンルが大好きなんで、そのジャンル以外書く気はほとんどないからです。
そういうものを書く機会というか気力的なものを失ったら、もう読むだけの人になると思います。
読んで、厳しめの感想書くかな・笑。

脱線ばかりですみません。アンソロの作品「願わくば、あなたと〜」の話に戻ります。
短い故に、悪い意味での複雑のループに陥らなくて済んだことは、本当に、心からよかったです・笑

でもあの話、めちゃくちゃ複雑な設定が仕込んであるんです。
まず、子墨。子墨のお祖父さんの話。そしてヒロインの兄、公安部外事課のエリートの。
もう愛憎が想像できますよね。色々ね。
あとヒロインの素性的なものとかね。

いやもう、いっそのこと長編で書きたいってめちゃくちゃ思いながら書いてました。でも長編にしたら死ぬほど辛いだろうなとも思ってました。
私の構想の中には、前世バージョンと3年後バージョンがありまして、ものすごく壮大な物語になってました。

ただ、そういったことは短編では全く触れられてないんで、普通に、大人の恋愛小説として単純に楽しんでいただけると…思います。

それにしても、私の小説をアンソロの冒頭にもってきて本当によかったんでしょうかね。
公式の試し読みも私の作品だったし、めっちゃ冒険しとるな、みたいな。
邪道ですからね、今のところ。苦手な人も多いと思うし。

とはいえ、ぜひともご購入ください。
載ってるのが私の作品だけじゃないと思うと心から薦められます・笑
Amazonで検索したら出てきますし、シーモアでも配信されてました。
よろしくお願いします。














posted by 石田累 at 18:33| Comment(6) | 書籍情報