こんばんは。
第3回です。
番外編とかサイドストーリーみたいなものをのぞいたら、多分、一番短い話かな?
これを読み返した感想は、いや、果歩、あんたが間違ってるでしょ・笑
でした!
結果、果歩が正しいみたいなオチになってますけど、果歩自身も自分が間違っていたことは分かっていたはずで、なんていうんだろう。
世の中には理屈では片付かない心の問題というのがあって、負けるが勝ちみたいな部分もあって。
藤堂君がそれを学んだ?
とでもいうのか、まぁ、そんな感じのお話ですかね。
相変わらず藤堂君は積極的です。
あと、一話完結は、この短さが理想だなと正直思いました。
この短さで全話続けていたら、一番よかったと思いましたね、ほんと。
今度チャレンジしてみたいです。本作ではもう不可能ですけど。
2020年12月25日
年下の上司を振り返るB【雨が降っても地固まらず】
posted by 石田累 at 18:00| Comment(0)
| 年下の上司
2020年12月24日
年下の上司を振り返るA【人はそれを嫉妬と呼ぶ】
こんばんは。第2回です。
実は私、ブログに関してとある誓いを立てまして。
それについては、新年に改めて宣言しようと思います。
さて、5月「人はそれを嫉妬と呼ぶ」です。
この章は………読み返してみても、これといった思い出はありませんでした・笑
ただ、一話解決で何かトラブルが起きて、それを2人で解決しつつの同時進行で恋愛。
みたいな、頭でぼんやり描いていたフォーマットが、一応……不完全ながら形になったのかなという感じです。
この章で、藤堂が来たことによって、果歩が仕事で孤立するという構図が生まれます。
私のいつもの癖で、解決方法は後で考えることにして、ひとまず何か問題を起こして、ヒロインを追いつめようという手法ですね。
だもんで、一話完結といいつつも、根本的な解決は先送りになってます。
このやり方は、商業で書くようになって、何度も痛い目にあって改めましたが、当時書いていた作品は大体殆ど、こんな風に行き当たりばったりでした。
それと、最初になんの思い出もないと言いましたけど、今読み返しても、私は果歩にものすごく感情移入してしまいます。
というのも、果歩の感じている仕事上の悩みとか葛藤とかが、まさに、二十代から三十代にかけて私が思っていたことそのままだからです。
だから、年下の上司は、過去作屈指の読み返したくない作品でした・笑
もちろん現実に藤堂さんなんていませんけど。
いたらいいなというか、当時私にもつきあっていた人がいて(今の配偶者ですけど)、仕事で苦しい思いをしたとき、その彼が、さっそうと助けに来てくれることをいつも妄想してましたね。
その妄想が、あるいはこの作品になったのかも? と思いました。
あともう一つ、何年かぶりにこの作品を読み返すまでは、藤堂さんはストイックで奥手なキャラというイメージが強かったんですけど、ここまで読んで、そうでもなかったと思いました。
普通に手、早いじゃんと。
むしろ相当積極的ですよね・笑
実は私、ブログに関してとある誓いを立てまして。
それについては、新年に改めて宣言しようと思います。
さて、5月「人はそれを嫉妬と呼ぶ」です。
この章は………読み返してみても、これといった思い出はありませんでした・笑
ただ、一話解決で何かトラブルが起きて、それを2人で解決しつつの同時進行で恋愛。
みたいな、頭でぼんやり描いていたフォーマットが、一応……不完全ながら形になったのかなという感じです。
この章で、藤堂が来たことによって、果歩が仕事で孤立するという構図が生まれます。
私のいつもの癖で、解決方法は後で考えることにして、ひとまず何か問題を起こして、ヒロインを追いつめようという手法ですね。
だもんで、一話完結といいつつも、根本的な解決は先送りになってます。
このやり方は、商業で書くようになって、何度も痛い目にあって改めましたが、当時書いていた作品は大体殆ど、こんな風に行き当たりばったりでした。
それと、最初になんの思い出もないと言いましたけど、今読み返しても、私は果歩にものすごく感情移入してしまいます。
というのも、果歩の感じている仕事上の悩みとか葛藤とかが、まさに、二十代から三十代にかけて私が思っていたことそのままだからです。
だから、年下の上司は、過去作屈指の読み返したくない作品でした・笑
もちろん現実に藤堂さんなんていませんけど。
いたらいいなというか、当時私にもつきあっていた人がいて(今の配偶者ですけど)、仕事で苦しい思いをしたとき、その彼が、さっそうと助けに来てくれることをいつも妄想してましたね。
その妄想が、あるいはこの作品になったのかも? と思いました。
あともう一つ、何年かぶりにこの作品を読み返すまでは、藤堂さんはストイックで奥手なキャラというイメージが強かったんですけど、ここまで読んで、そうでもなかったと思いました。
普通に手、早いじゃんと。
むしろ相当積極的ですよね・笑
posted by 石田累 at 21:32| Comment(0)
| 年下の上司
2020年12月23日
年下の上司を振り返る@【100エーカーの森の人】
おはようございます。
今年1年の振り返りに、年下の上司を第一章から振り返ってみることにしました。
……今日から毎日更新しても、年末までに終わりそうもない企画ですけどね・笑
あと、ブログのデザインがころころかわってすみません。
なかなかこれっていうのがないのと、何故かデザイン変更がすぐに確認できない仕様になってるみたいで。
時間差で変更したものをみて「ああ、違う。読みにくい…」と思ってまた変更しているという次第です。
でも、もうこれでいこうと思います!
さて本題に入ります。
第一章「100エーカーの森の人」
そもそも年下の上司は、当時好きだった細野不二彦先生の「太郎」を読んで、こんなテイストの恋愛小説を書きたいな〜と思ったのがきっかけで書き始めたものです。
「太郎」。多分知らない人が殆どでしょうけど、一見冴えない銀行マンの太郎が、実はアフターでボクシングをやっていて……みたいなストーリー。
恋愛っていうよりは、ボクシングと銀行員、双方の面での太郎の成長物語がメインなのかな。
最初は太郎を馬鹿にしていた人たちが、次第に太郎の人間的魅力に引かれていく展開で、年上の先輩行員と両思いっぽくなるんですけど、そのヒロインには彼氏がいたり、太郎にも年下の女が絡んできたりと、そこは青年漫画チックなドロドロの展開に。
メインストーリーはもちろん、太郎と先輩のすれ違い続きの純愛が素敵で、そういうもどかしい恋愛が書きたいなと思って書き始めたのだと思います。
……最終章が近くなっても、ずっともどかしいままですけどね・笑
1年を通したストーリーにしようと決めてはいたものの、この時点で、果歩の元カレ真鍋のことなんかほとんど考えてなかったです。
長く続けばどこかで出すしかないだろうなくらいにしか思ってなくて、2人のなれそめなんて「復元ポイント」に入って初めて考えたくらい。
まぁ、それは復元ポイントの章で解説します。
第一章を書いた頃の私は、男性視点への切り替えが苦手で、――苦手というか、実はあまり好きじゃなくて。
なので藤堂さんの内心が、なかなかに判りにくい展開になってます。
というのも、どこかでミステリーっぽさを意識していたんだと思うんですよね。
男性の本音なんて、ミステリーのネタばらしみたいなものなので、当時はヒロインの本命の男性視点は、どの作品でも殆ど入れていなかったはずです。
今は、男性視点があった方が面白いって思うようになったんですけども。
そんなこんなで、恋愛小説としては、ちょっと物足りなく思えるような第一章……
読み返して個人的に思ったのは、とにかく「果歩が可哀想」という気持ちの方が強くて、誰かこの人を助けてあげてほしいという感覚で読み進めちゃうという感じでしょうか。
ま、助けるのは、私なんですけど。
ちなみにお役所描写は、当時から「嘘ばかり」とか「知らないで書いているのがバレバレ」などとのご批判をいただいたので、どこかの時点で「お役所ファンタジー」と銘打っていた時期があったような記憶があります。
まぁ、多分正確ではない上に(そこまで正確に書く必要もないと思ってますし)、時代背景が今と全く違うんで、今となってはさらに現実とかけ離れているのでしょう。
でも、当時はこういう組織ものというのか、とにかく巨大組織の人間関係を書くのが好きだったんですよね。
そういう過去の自分を思い出して、あー、またこういうのやりたいなと思ってしまいました。
そのくらいかな・笑
とにかくヒロインが可哀想な章で、それも当時の私が好んで使う手法でした。
今年1年の振り返りに、年下の上司を第一章から振り返ってみることにしました。
……今日から毎日更新しても、年末までに終わりそうもない企画ですけどね・笑
あと、ブログのデザインがころころかわってすみません。
なかなかこれっていうのがないのと、何故かデザイン変更がすぐに確認できない仕様になってるみたいで。
時間差で変更したものをみて「ああ、違う。読みにくい…」と思ってまた変更しているという次第です。
でも、もうこれでいこうと思います!
さて本題に入ります。
第一章「100エーカーの森の人」
そもそも年下の上司は、当時好きだった細野不二彦先生の「太郎」を読んで、こんなテイストの恋愛小説を書きたいな〜と思ったのがきっかけで書き始めたものです。
「太郎」。多分知らない人が殆どでしょうけど、一見冴えない銀行マンの太郎が、実はアフターでボクシングをやっていて……みたいなストーリー。
恋愛っていうよりは、ボクシングと銀行員、双方の面での太郎の成長物語がメインなのかな。
最初は太郎を馬鹿にしていた人たちが、次第に太郎の人間的魅力に引かれていく展開で、年上の先輩行員と両思いっぽくなるんですけど、そのヒロインには彼氏がいたり、太郎にも年下の女が絡んできたりと、そこは青年漫画チックなドロドロの展開に。
メインストーリーはもちろん、太郎と先輩のすれ違い続きの純愛が素敵で、そういうもどかしい恋愛が書きたいなと思って書き始めたのだと思います。
……最終章が近くなっても、ずっともどかしいままですけどね・笑
1年を通したストーリーにしようと決めてはいたものの、この時点で、果歩の元カレ真鍋のことなんかほとんど考えてなかったです。
長く続けばどこかで出すしかないだろうなくらいにしか思ってなくて、2人のなれそめなんて「復元ポイント」に入って初めて考えたくらい。
まぁ、それは復元ポイントの章で解説します。
第一章を書いた頃の私は、男性視点への切り替えが苦手で、――苦手というか、実はあまり好きじゃなくて。
なので藤堂さんの内心が、なかなかに判りにくい展開になってます。
というのも、どこかでミステリーっぽさを意識していたんだと思うんですよね。
男性の本音なんて、ミステリーのネタばらしみたいなものなので、当時はヒロインの本命の男性視点は、どの作品でも殆ど入れていなかったはずです。
今は、男性視点があった方が面白いって思うようになったんですけども。
そんなこんなで、恋愛小説としては、ちょっと物足りなく思えるような第一章……
読み返して個人的に思ったのは、とにかく「果歩が可哀想」という気持ちの方が強くて、誰かこの人を助けてあげてほしいという感覚で読み進めちゃうという感じでしょうか。
ま、助けるのは、私なんですけど。
ちなみにお役所描写は、当時から「嘘ばかり」とか「知らないで書いているのがバレバレ」などとのご批判をいただいたので、どこかの時点で「お役所ファンタジー」と銘打っていた時期があったような記憶があります。
まぁ、多分正確ではない上に(そこまで正確に書く必要もないと思ってますし)、時代背景が今と全く違うんで、今となってはさらに現実とかけ離れているのでしょう。
でも、当時はこういう組織ものというのか、とにかく巨大組織の人間関係を書くのが好きだったんですよね。
そういう過去の自分を思い出して、あー、またこういうのやりたいなと思ってしまいました。
そのくらいかな・笑
とにかくヒロインが可哀想な章で、それも当時の私が好んで使う手法でした。
posted by 石田累 at 08:18| Comment(0)
| 年下の上司