2020年12月30日

猫巳屋様について

すみません。振り返るシリーズ、今日はお休みです。

年下の上司……、いまのところそこに触れたコメントはありませんが、イラストを描いていただきました。
すっごく素敵じゃないですか??
あれで、私のモチベーションがどれだけあがったか……想像できるでしょうか。

プロの方――猫巳屋様のというレーター様に、有償でお願いしたイラストです。
構図は、自分の方でイメージして、それを元に描いていただきました。
最初から動画にするつもりでまずイラストを依頼して、動画もプロに依頼するつもりでしたが、
完成イメージが自分の中でなかなか固まらなかったので、身内にプレミアプロを買い与え、一緒に試行錯誤しながら作りました。
自分で操作を覚えて作りたいのが本音でしたが、とてもそんな時間はなかったので、指示だけしました。
とにかく、今年は執筆活動がめちゃくちゃ忙しかったのです。

年下の上司を完結させようと決めたのは、許婚は神主さまを書いていた最中だったか、その前だったか……
細かいところは忘れましたが、コロナ禍が原因です。
これ、私、もしかして感染したら死ぬんじゃない?
リアルにそう思った時、一番やりのこしたことってなんだろうと思ったら、もうそれは年下の上司しかありませんでした。
もちろん他にもありますけど、ひとまず、完成間近で放置していたのって「年下の上司」だったから。
もう最終回のイメージまでできていたのに、あとはそれを文章に起こすだけなのに、それができないままに数年が経っていました。

原因はいろいろあります。
気力……、最終回前に、これまで広げた大風呂敷の全てを回収する気力がなくなっていたのが大きいです。
正直、今、最終章の前半ラスト、まさにその風呂敷を回収する間際まできていますが、きっついなぁと思ってます。ここを乗り越えてもまだ次の風呂敷がまってるし。
長編は、事件を起こしては根本的な問題解決を常に先延ばしにするの連続なので(間違いなく、正しいやり方ではないです)、最終回が近づくにつれ、本当に大変になるんです。
伏線だけでなく、出てきたキャラクターのフィニッシュも飾らないといけないので、そういうのをいちいち書き込んでいたら、話は果てしなく長くなります。
なので、年下の上司もこの先果てしなく長いと思っていてください。

あと、ここ数年の私が、商業誌に全体力を注力していたことも大きいです。
なんていうんだろう、……今の自分から、ステップアップできると思ったんですよね。
実際ステップアップなんだろうし。
でも、なんていうんだろう……、ここ1年で少し自分の考えも変化してきて、今は、ぶっちゃけ、どっちも変わらなかったなと思うようになってきました。
自分の実力不足もあったのかもしれないけど、仮に実力と人気があったとしても、同じ結論になってたような気がします。
そこに報酬が発生するか否かだけの差だろうなって。
何を目的に、何に重きを置いて書くかだと思いましたね、ここから先は。

と、それはさておき本題に戻ります。
お金を払ってイラストを依頼したのは、私には初めての経験で、実をいうとすごく迷いました。
昔の私の感覚でいえは、無償公開するウェブ制作にお金をかけるなんて、ちょっと考えられなかったので。
なにしろ全部無償のものをかきあつめて作るのが、正しいやり方だと思ってましたから・笑

アフィリエイトで回収する手もありますが、昔はいざしらず、今回はおそらく無理だろうと思いました。
アクセス解析をしていないので定かではないですが、一体何人がこのサイトの存在を記憶しているのか。
今のウェブ小説事情に必ずしも詳しくはないですが、主流である小説投稿サイトは、実験的にしか利用したことがなく、実感として「したところで……」だったからです。
その中で、お金をかける意味なんてあるのかと。

いろいろ省略しますが、結論として意味はある、です。
めちゃくちゃある、です。

理由は、私が自サイトの完成度にこだわりたいからです。
それによって、少しでも多くの人に小説を読んでもらえる環境・きっかけを作りたいからです。

結論にいたる筋道として、創作活動の報酬に自分が何を求めているかによると思います。
私の場合、突き詰めて考えるとそれはお金じゃなかったので、費やした分のバックがなくても、全く問題ないのだと気がつきました。
もちろん無理をしてまで出費するつもりはないし、生きていくためのお金や、創作活動には維持費や材料費なども必要ですけども、幸いにも私には印税収入があるので、少なくともそれを自分のやりたいことに使えるんだと、今さらながらに気付いたんです。
てゆっか、そのために使わずに何に使う。

私の今の野望は、もうすっかり惚れ込んでしまった猫巳屋さんに、あと二枚、年下の上司のイラストを描いてもらって、今後新サイトに移行する作品のイラストも全て描いてもらうことです。
結構な量になるし、もちろん、引き受けていただけなかったらそれまでなんですけど・笑

ただ、今お仕事がお忙しいそうなので、新規オーダーを受け付けられておられない状況なんですよね。
で、ここからが本題なのですが、年下の上司、どうしても次のイラストの完成を待った上で、……そうですね、少なくとも最終章第一部の中盤以降をアップしたいので、それに合わせて更新スケジュールを少し遅くするかもしれません。

また進捗をご報告します。





posted by 石田累 at 22:23| Comment(0) | 年下の上司
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: