本日、番外編の連載が終了しました。
次がいつになるか分かりませんが、そんなに遅くならないうちに本編連載を再開したいのと、このウェブサイトをなんとかしないと……と思っています(笑)
さて、番外編です。
こちらは、何度か目の再読をしていた時に気づいた矛盾……というか疑問を、自分で解くために書きました。
たとえば、本編4月のラストシーンですが、
心の中で素敵だと思っていた人にとてつもなく落ち込んでいる時にいきなりの……という展開。
これは、私の世代の恋愛漫画では定番のシチュエーションです。
が、今読むと、うーん…………セクハラじゃないかな・笑
相手がイケメンじゃなかったら?
果歩的にはそれでよくても、その当時果歩に好かれている自覚がなかったはずの藤堂は何故そんな真似をした?
などなど、ちょっと眉をひそめてしまいました。
その他にも、春日がひどすぎる問題とか、流奈と藤堂の間に起きたことがほぼ書かれていない問題とか、晃司後半と前半のギャップありすぎ問題とか。
私的解釈では、それは矛盾ではなく・笑、書いている内に都合良くキャラ変したのでもなく・笑
何か理由があるはずだけど、それが表に出ていないだけに違いないと。
だったらその理由を書くしかないと。
なので本作は、創作というより謎解き気分で楽しく書けました。
一行一行丁寧に読み込みながら、登場人物の感情の底にある謎を
以前もお話したように、本編はこれから藤堂視点になるのですけど、藤堂という人をより深く理解することもできました。
てな感じです。
最後のエピローグは人によっては蛇足でしょうけど、私はあれを書いて、晃司がちょっと可哀想になりましたね……。
きっと、復縁できると信じてたんだろうなと。
今回、別の意味で非常に嬉しかったのが、もう二度と書くことがないと思っていた晃司を再び書けたことですかね。
私も怖くてやりたくないのですが、その後の彼を書くのもありかなぁ…………と、ちらっと思ってしまいました。
藤堂さんはあの時からずっと、果歩の事が大好きだったのだと思っていましたが、そうではなかったんですね。
確かにいきなりキスされたら、普通は大問題ですよねー。
今回の連載で一番読むことが出来て良かったのは、真鍋さんと佳江さんの部分ですね。
佳江さんの色々な思いを知ることが出来て良かったです。
また本編の再開を心待ちににしています。
累さん、今年の夏は暑いらしいので、お体ご自愛ください。
私も、佳江さんと真鍋さんのやりとりは好きで、またこの組み合わせで書いてみたいと思いましたね。
そんなに間をあけず、また短いものを何か書いてみたいです。