2019年07月06日

検診の日

今日は半年に一度の定期検診の日。
右の胸にしこりが見つかってから、もう2年かな。
なんだろう、有名な方がたてつづけに同病になり、色々なものを読んじゃったせいか、検査していくら大丈夫と言われても不安がとれず。
一時、お風呂に入るのも嫌になり(シャワーのみ)、検診やドックが近づくたびに不安になって不眠が続くという、ちょっと考えすぎた人みたいな状態が続いてました。
ちなみに私、不安になると、思考を停止させるために、ひたすら何かを見るんです。
ドラマとか、映画とか、小説とか、漫画とか。
そして寝る。

ここ1年くらい、それに加えての不眠と、ようやく眠れても5時台に目が覚めるみたいな状況が続いて。
まぁ、生きることへの色んな不安や、仕事が変わったことへのストレスだろうなとは思うんですけど。
昔なら不眠上等で、目が覚めている限り小説を書いたりしてたんですけど、今はひたすら「催眠ミュージック」みたいなの流して目をつむっているだけ。
私、今日一日何したっけ。
……仕事して帰って、ご飯作って、あれこれ片付けて、動画配信見て、寝る。
その延々たる繰り返し。

でも今日を契機に、思考停止な日々は、いい加減やめようと思いました。

この年になると、いつ、何が見つかるかなんて、神様の領域。

と、思い続けられるほど強い人間じゃないですけど、最後まで、何かを生み出せる私でいたい。
まだまだ書きたい話は、沢山あるので。……

さて、今日はちょっと嬉しいことがありました。
「愛に堕ちた軍神」のAmazonのレビューで、「何故かゲースロが再生される」ってコメントがあったんです。
そうなんです。私も脳内で再生させながら書いたんです。サントラかけながら書いたんです。イラストの衣装なんかもこの雰囲気でってお願いしたんです。
その世界観を目指したなんて、まったくできてないんで口が裂けても言えませんけど、それでもちょっとはイメージしてたんです。
表紙が出来たとき、タイトルの感じがほんのちょっと雰囲気が似てて(あくまで私の脳内で)、めっちゃ嬉しかったんです。決してそうしてくれとお願いしたわけじゃないんですけど。
私の周囲にはゲースロ好きな人がいないので、ぜひお話したい(>_<)……と、思いました。




posted by 石田累 at 17:10| Comment(0) | 日記

愛に堕ちた軍神・裏話

藤井7段、勝ちましたね。
と言っても、興味ない方にはなんの話題かも判らないかもですが。
とにかく息詰まる終盤……ハラハラドキドキして、夕食後くらいからずっと目が離せなかったです。
勝って欲しい。そして次の豊島戦でまた夢を見せて欲しい。
祈るような気持ちで見てました。
若き天才棋士、藤井聡太さんの試合は、今、私の一番の楽しみです。

さて、愛に堕ちた軍神、電子書籍の発売が開始されました。
それでというわけじゃないですけど、最近、ちょこちょこ読んでいるレビューなどを見て、思い出したことがあるので少しだけ。

以下、けっこうネタバレしてますので、未読の方は読まれてからお読みください。





この物語のラストですが、正直、賛否あるだろうなとは思ってました。
読後感が変わってはいけないので詳細は書かないですが、このラスト、実は3通りありました。
まずは初稿段階、この時、すでに締め切りから1年くらい遅れてて(もう遅れてるって域を超えてますが)、ひとまずイラスト指定のためだけに書けている部分を送ることとなりました。その時点で最終章からエピローグが全く書けていなかったので、その部分はプロット形式で送りました。
担当さんから電話がありました。
ちなみにその頃の私は、体力気力ともにすっかり消耗していて、もう逃げたい、なんとか終わらせて楽になりたいという、やや後ろ向きな心持ちだとお察しください。
「……石田さん、このラストなんですが、いくらなんでもヒロインが可哀想じゃないですかね」
「そうですかね? そんなでもないと思いますけど」(こんな複雑な話をまとめるだけでも大変だったのに、もうこれ以上頭が回らないという逆ギレた気持ち)
「いや、これじゃあちょっと……。最初にいただいたプロットもこんなでしたっけ」
「そこまで詳しくプロットには書いてなかったと思いますけど」
「ヒーローに、別の奥さんがいるって、ちょっと……」
「いや、それはフェイクであって、本当にいるわけじゃないんですよ。その前に髪色がそっくりの人物を出しましたよね? それが伏線で、法王宮を脱出したアディスが、身分を捨ててその立場に収まるというエンディングです」(この設定は、設定ごと後に削りました)
「……うーん。判るんですが、どうでしょう。ここまで辛いことが続くんだから、最後は大団円にしましょうよ。ページ数の問題もありますし」
この時点で、書けていないにも関わらず、ページ数が大幅にオーバーすることは確定でした。
こんなに迷惑をかけているのに、なかなか首を縦に振れなかった私……。
しかし担当さんは辛抱強くお話してくださって、最後は私も、まぁ、そう言われればそうかもしれない。これは私の趣味で書いてる話とは違うんだ、と思いました。
「わかりました。やってみます」

そして2回目、とりあえず全部書けたものを送りました。
ページ数はリミットから20〜30ページくらいオーバーしてましたし、このままではまずいことも判っていたのですが、とりあえず送りました。ただしラストは、これでいいと思ってました。
担当さんから電話がありました。
「石田さん、このラストですけど、ちょっとヒロインが悩みすぎじゃないですすかね」
「えっ、(私なりの)大団円にしましたよね?」
「大団円かなぁ。……最後のエピローグで、ヒロインがヒーローの元に戻るかどうか葛藤していますよね。その葛藤、いらないと思います。ここで、そんなことで悩む? と思いますし。そこでまたひとつの山ができるじゃないですか。エピローグに、もう葛藤はいらないでいいんじゃないですか」
「………」
ちなみに、ヒロインがヒーローの元に戻るかどうかで悩むというのは、最終稿でも同じですが、実はこの段階では悩む問題が違ってました。書きませんけど。
「最後は、思いっきり明るく幸せに、でいいと思います。そうしましょうよ」
おおおお……となにか口から巨大なため息が出ていくような気持ちでしたが、あれこれ話を続けている内に、確かに言われるような書き方にできるかもしれないと思うようになりました。
それに、この問題でヒロインが悩むのはおかしいというのも、尤もなご指摘でした。
「わかりました、やってみます」

そして3回目。
担当さんから電話がありました。
「石田さん、ラストですけど、前よりひどいことになってませんか??」
「……そう、かもしれないですね。とりようによっては」
「いや、大団円でいこうって言いましたよね。これはちょっとひっかかります」
「○○さん、私も頑張ったんです。キャッキャッうふふなパターンを考えて、実際書いてみようと思いました。でも、無理だったんです。ページ数的に」
「ページ数的に?」
「エピローグが後日談だけだったら、イチャコララストにできたかもしれません。しかしあのエピローグにはページ数の都合上、どうしても種明かしをいれないわけにいはいかないじゃないですか。そこに触れるとき、彼らの痛みと悲しみを描かないわけにはいかない。となると、明るく始まって、悲しくなって、また明るくなって終わるのが理想ですが、その感情の流れを丁寧に追っていくには、見ての通り、ページに余裕がありません」
なにもかも自分の構成力のせいなのに、尤もらしく力説する私……
しかし実際、各章、マジで1,2行くらいしか余裕がなかったのです。もう削りようがないくらい削りまくった後だったので、担当さんも、その窮状は判っておられました。
というより、種明かしをエピローグに入れざるを得なかった時点で、明るいばっかりで終わらせるのはちょっと無理な話でした。
「明るく始まって暗く終わるか。暗く始まって明るく終わるか。その二択だったら暗く始まって明るく終わるのがいいですよね。となると、エピローグの前半、やはりヒロインはなにかしらの葛藤を抱えているべきなんですよ。それが晴れてエンドとなる。その感情の流れでネタ証しをやるのが一番コンパクトに書けます」
「……判りました。でもせめて、もうちょっと盛り上げるとか……」
「そう思って花火を打ち上げてます」
「ああ、確かに。石田さんなりに盛り上げてくれたんですね」(苦笑)

その後、いくつか読後感をよくするためのアドバイスをいただきましたが、基本的にはその最終案で通りました。
双方妥協したような、してないような。
多分、ページ数度外視で描かせてもらっていたなら、全く別のラストになってたと思います。
でも、選んだのはこのラスト。

校正の時に読み返して、自分が思っていたより読後感はいいと思いました。
これがアディスとラウル一代の話ではなく、過去の悲劇から続く物語だからです。
それごとひっくるめて様々な困難が完全解決したと思ったら、けっこういい終わり方じゃないですかと。
と担当さんに話したら、私もそう思いますと言われて、ほっとしました。

ま、でも、さまざまな受け止め方があって然るべきだと思います。
私たち2人でも、色んな意見を交わし合いましたし……
ご意見、お待ちしています・笑



posted by 石田累 at 03:19| Comment(0) | 日記

2019年06月23日

世界で一番美しい男

日曜の午後……お昼を早くとったせいか、まだ2時前だということに喜びを感じます。
体感では午後3時くらいなんですけど。

最近は、金曜の夜から土曜日にかけて、撮りだめしたドラマを観るのと読み切れなかった小説を読むのが習慣みたいになってしまいました。

といっても今クールのドラマが終わったら、次はどうなるか判らないですが・・
今クールは、インハンドとキントリがとにかく面白かったですが、それ以外は2話くらいで脱落しましたからね。もちろん観ず嫌いで観なかったものもあるし。
そして毎回冒頭に書いているなつぞら・・・
何度も書きますけど、話としては結構退屈なんですよね。これは多分、殆どの方が感じておられるような気がするんですが。
わりと無駄なシーンも多いし・・それは、過去の朝ドラ出演者や有名俳優を多数出しているせいもあると思うんですが。

でもなんだろう。その退屈さをそこまで引っ張らないというか。まぁ、そこそこ退屈でも、それなりに目新しい切り口でドラマを描いているというか。
朝ドラって、ある意味ベタな予定調和を楽しむドラマだと認識していたのですが、そこをちょいちょい裏切ってくるのが新鮮で、私には楽しめるドラマです。
ヒロインの性格が、誰からも好かれようとしてないところが、またいい。
ドラマ上のことではなく、対視聴者という意味で。
うわ、こんな描き方したら反発くらうんじゃないかしら・・とハラハラするところが、なんだか危なっかしくて面白いなと思ってしまうのです。
実際、あの年頃の女の子って、あの程度に身勝手だと思うんですよね。
徹底的に身勝手でも、徹底的にいい子でもなく、適当にいい子で適当に身勝手。
そのリアル感が、ちょっと私には心地いいのです。

さて、表題の「世界で一番美しい男」ですが、今日、ようやく「小説家になろう」サイト様に残り半分を掲載しました。
といっても、予約投稿なので、毎日更新して、最終話は今週の土曜日になる予定ですが。
前回の投稿日を見たら3年前だったことに、びっくりしましたね。
どうして投稿しなかったんだろう。まぁ、続編を書くかどうかで迷ったからなんですけど、それにしても、3年も? ありえん。
そのくらい、自分にとってこの3年はあっという間だったということなんだろうと思います。
色んなことがあったからな・・・
アドレスはこちらから。
元は今から20年くらい前に書いた作品ですけど、ぜひ。

https://novel18.syosetu.com/n2897cx/




posted by 石田累 at 14:02| Comment(0) | 日記